オシムおじいさんと禅問答してみたい。 明日夜の記者会見はこんな展開を希望します。 ▽今日の結果を受けてのお考えを聞かせてください 今夜の結果? それは見てのとおりだ。 相手はまさに死にもの狂いだった。勝利に飢えていた。 フットボール選手として当然のことだが、 それが毎試合実践されていれば、私が精神論を振りかざすことは必要ないし、 監督の仕事も、もう少し楽しく、明るいものとなるだろう。 とにかく、東京の選手は必死だった。フィールド全体を走り回っていた。 我々のチームはお金持ちではないが、走り続ける力とボールを動かす強い意思という 金に替えられないものを保持している。 だからハーフタイムに「これは一対一の決闘だ。力を出し惜しみするな。 相手の剣には剣で立ち向かえ」と言ったのだ。 (しばし沈黙) 東京の7番は何と言った?ああ、アサリか。 彼は忠実に職務をこなし、我々の剣を受け止めるまさに楯だった。 たしかJ1初ゴールだった? そうか・・・ そういう選手が決勝点という形で報われるのもフットボールだし、 スターばかりが輝いては観客の眼も疲れてしまうだろうね。 まあ、次回、戦うときは私も心臓を気にしながら 蛙のように高く跳ぶことにしよう。 (ニヤリ)
by tokyofootball
| 2005-05-13 12:56
| 青赤東京
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